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アメリカとフランスで今何が起こっているのか?@米国、仏出張記録

 

アメリカとフランスで今何が起こっているのか?

米国、仏出張記録

 

(アメリカ合衆国議会議事堂の前で。)

 

私は、毎年大型連休中必ず米国のワシントンを訪問することとしており、かれこれ25年目になりま

す。これは、政治家として、今米国で何が起こっているのか、米国の議員や有識者が何を考えてい

るのかを知っておくことは、日本の行く末を考える上でどうしても必要なことだと思っているから

です。できれば、中国にも年に一度は訪れたいとも考えています。

  (日米国会議員会議の様子です。)

ワシントンでは、日米国会議員会議で米国議会議員と意見交換するとともに、その合間を縫って経

済・安保の有識者とも面談します。恒例のFRB(連邦準備銀行)議長との面談は、今年は丁度FO

MC(金融政策決定会合)開催日に当り実現できませんでした。FRB議長が一国会議員と会うのは

極めて異例なことのようですが、これも私が毎年訪れ、日本経済の状況についての説明を行うこと

を先方が評価しているからだと理解しています。今回は、FRB議長とは会えませんでしたが、ピ

ーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長とは旧交を暖めることができました。ポーゼン

所長は、米国経済の見通しについて、かなり楽観的な見解を示されました。ただ、リスクとして、

地政・外交・貿易を挙げられました。とくに鉄鋼・アルミに対する追加関税措置で日本を適用除外

しないのは全く理解できないと力説しておりました。まともな経済理論に基づかないトランプ政権

への苛立ちも滲み出ている感じのようでした。

 

今回の渡米で、私がもう一つ確認したかったのは、トランプ大統領についての評価です。この点

を会う人毎に質してみましたが、その評価は総じて散々なものでした。「アメリカ・ファースト」

という独善的な方針によって米国を中心とする自由で開放的な国際秩序が壊れつつあり、政策決定

が個人的かつ取引主義的となって、政府としての信頼が失われつつあるように見えました。

 

パリ協定からの離脱、TPPからの離脱、イランとの核合意からの離脱、WTOルールを無視した

懲罰的関税による貿易戦争布告等に見られる国際的信用の失墜のみならず、ロシア疑惑や旧ポルノ

女優への口止め料支払い等による個人としての信頼失墜など枚挙にいとまがないと多くの人が嘆い

ていました。あるジャーナリストは、「トランプ大統領は落ち着いて本を読むことも、じっくり考

えることもできない、という障害をもっているのだ。」と差別的表現ともいえるほど酷評してい

ました。困ったことは、トランプ大統領が何を言い出すのか誰にも分からないので、組織体として

の政府が機能せず、大統領個人に全ての決定が委ねられていることです。USTR(米国通商代表

部)のナンバー・ツーであるマイケル・ビーマン次席代表と会談した際、私から、「米国は各国との

貿易赤字解消を求めているが、本気で貿易赤字を解消したいというのなら簡単なことだ。貿易の反

対取引である各国からの資本流入をストップさせればいいだけだ。しかし、そんなことをやって米

国経済が上手く回るとでも本当に思っているのですか?」と追求したところ、ビーマン氏は「全体

としての赤字解消というのではなく、個別の国との間では色々問題があるということだ。」とシド

ロモドロの回答でした。私には、「実は自分もその理屈は理解しているのだが、トランプ大統領が

固執するので止むを得ないのだ。」と言っているようにも窺えました。彼等も困惑しているのでし

ょう。

 

アメリカ人は今、毎朝トランプ大統領がツイッターで何を言い出すかに振り回されています。他人

の意見など聞かない、自分の言いたいことだけ言うというツイッターで物事を進めようというのだ

から困ったことです。このためかどうか、ワシントンでちょっと異常だなと感じたことは、アメリ

カ人が皆猛烈な早口になっていることでした。他人の発言を遮ってでも自分の主張を通さねばとい

う強迫観念に捕らわれているようにみえます。これもツイッター等で情報が瞬時に拡散されるネッ

ト時代がもたらした今日のアメリカ社会の病理現象なのでしょうか。そういえば、かつて風変わり

な街の哲学者と呼ばれたエリック・ホッファーがこんなことを言っていました。「アメリカ人の浅

薄さは、彼等がすぐにハッスルする結果である。物事を考え抜くにはひまがいる。成熟するにもひ

まがいる。急いでいる人たちは考えることも、成長することも、堕落することもできない。彼等は

永遠に愚直状態に止まる。」と。真の自信がなく、外部からのショックに過敏に反応して、男らし

さを誇示しようとハッスルする指導者ほど、致命的な失敗を犯すものだというのです。

 

(20年以上の付き合いとなるセンセンブレナー米国下院議員と。写真は4月の訪日時に。)

パックス・アメリカーナが終わったとしても、米国が依然として経済大国・軍事大国であることに

は変わりがなく、各国指導者はトランプ大統領と何とか上手くやっていかなければなりません。一

番よい方法は何かと聞くと、「持ち上げるに限る。」との答え。この点、安倍総理は実に見事にト

ランプ大統領の心を捕らえているではないかと評判でした。最近の持ち上げテクニックで秀逸なの

は、韓国の文在寅大統領による「ノーベル平和賞間違いなし」とのささやきでしょう。この甘い言

葉に騙されずに金正恩と毅然と対峙できるのかどうか、結果いかんによっては、トランプ大統領の

評価も大逆転する可能性もあるのだから、興味津々です。

 

今回、ワシントン訪問に加えて、仏のパリへも足を伸ばしました。米国に加えてヨーロッパで何が

起こっているかも知りたかったからです。パリに行ってみて驚いたのは、仏がマクロン大統領の下

で大きな変貌を遂げていることでした。

 

仏のマクロン大統領がたった一年で成し遂げた改革の中身が凄い。住民税の段階的な撤廃、法人税

を33%から25%に引き下げ、テロ対策新法の制定、解雇訴訟に於ける補償額の上限設定、防衛

費の5割増額等々。米国議会での演説でも「自国第一主義に流され、繁栄を失ってはいけない。」

とトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」を堂々と批判。貿易、気候変動などで多国間主義を

訴え、世界のリーダーとしての存在感を高めつつあります。マクロン大統領の経済ブレーンの中核

とされるフィリップ・マルタン首相府経済分析会議(CAE)議長と意見交換しましたが、正統的な

経済理論に基づく現状分析や政策対応の適確さには舌を巻きました。仏侮るべからず。日・EUの

FTA締結は誠に時宣を得たものだったといえるでしょう。

 

マクロン大統領の特徴は、「演説と握手が長いこと。」だそうです。トランプ大統領と会ったとき

もしっかり手を握ってずっと離さないので、トランプ大統領の方がドギマギしたとのこと。以来、

トランプ大統領はマクロンびいきになったそうだから、握手も大きなコミュニケーションの武器と

いうことなのです。安倍総理も今度トランプ大統領と会ったときには、力一杯握ってずっと離さず

にいたらどうでしょうか。

 (パリ・ロダン美術館、「考える人」の像の前で)

パックス・アメリカーナの終焉を見据えて日本は、よほどしっかりと自国経済を建て直すことに注

力し、TPP11や日・EU間FTAなどの多角的経済連携を引っ張っていく役割が果たせるよう

にならなければなりません。また、もう一つの大国・中国との関係を早急に改善し、新たな国際秩

序作りに協調して取り組んでいく必要もあるでしょう。

 

(以上)

 


退任のご挨拶 (English version) - Ministerial Post Retirement Address

Ministerial Post Retirement Address

 

It has been a year on the dot since I was assigned my ministerial posts last August for a variety of responsibilities including Regional Revitalization, City, People, and Job Creation, Power Decentralization, Regulatory Reform, Administrative Reform, the National Civil Service System, the National Archives of Japan, Public Records Management, the Committee on the Authorization of Public Interest Associations, and the Protection and Management of Specially Designated Secrets posts – and with the anniversary, I filed my resignation today at the extraordinary cabinet meeting.

The year was eventful and fruitful to say the least. I pushed forward regional revitalization, first through setting a simple yet valuable definition of the concept as “raising the average income levels of regional areas,” and studying first hand cases all around the country in 303 areas of 144 cities, towns, and villages within 46 prefectures. As State Minister in charge, I had the opportunity to stand at the helm of government action, advancing local Abenomics. I took Regional Revitalization to action and restrained new facilities from being built by universities in Tokyo, and paired the policy with the promoting regional universities in the 2016 version of the City, People, and Job Creation Comprehensive Plan and the 2017 City, People, and Job Creation Basic Plan. Through setting the right gears in motion and accelerating a sophisticated and detailed action plan, I believe I made a genuine difference and fulfilled my assigned duties.

 

(At the Fukuoka City Employment Consultation Center during the first official study tour, August 28th, 2016)

 

Through 8 special economic zone inquiry conferences and 31 district assembly meetings during my tenure as minister responsible for National Strategic Special Zones, I assisted in creating welcoming environments for foreign workers, promoted inbound investment, and improved our country’s agriculture via 14 timely regulatory reforms. By lowering the minimum number of days for special wards’ home-sharing stays to two nights, we appropriately responded to recent lodging needs brought on by increased foreign and domestic tourism. Much needed action and reforms such as these amalgamated to the Amended National Strategic Special Zones Law during the ordinary diet session which established a regulatory sandbox, began the acceptance of foreign agricultural professionals, and empowered small-scale childcare services.

With our regulatory reforms that enabled the founding of a department of veterinary medicine for the first time in 52 years, we can now manage the lack of livestock veterinarians, develop innovative medicines, and increase protection from infectious diseases.

 

(At the 29th National Strategic Special Zones Advisory Council, March 6th, 2017)

To decentralize power out of Tokyo, we recently completed our preparations for the 7th Phase Decentralization Law, based on proposals from regional municipalities during this year’s ordinary diet session. The law helps transfer certain jurisdictions to specified municipalities and revisits regulations that pertain to rural areas of Japan. With the assistance of 311 official suggestions, which overwhelms last year’s number, I have confidence that the next minister in charge can heed these crucial voices to actualize the empowerment of regional areas.

 

As for regulatory reform, I immediately organized the Regulatory Reform Council upon my ministerial appointment, where experts dove into sprightly discourse on issues such as the finer aspects of home-sharing regulations, agricultural reform, rulemaking for flexible combinations of nursing insurance and services, and the reduction of administrative procedure costs for entrepreneurs. It is important to keep in mind that there will never be an end to regulatory reform. It takes a special seat within the three new arrows of Abenomics for good reason, and I sincerely hope that these sophisticated reforms continue to materialize.

(At the 14th Regulatory Reform Council meeting, March 29th, 2017)

 

There was also lively dialogue on the floor in the public records management arena. With a revision of guidelines due by the end of the year, we took solid measures to improve the quality of each government agencies’ public records management.

As for the disputed location of the new National Public Records Archive’s construction site, the Diet’s April 2017 Steering Committee decided that it will be on the national diet building’s front garden. It will be a crucial foundation for passing on to future generations the priceless documents that illustrate how our country came to be, and I eagerly await its completion.

 

(At the National Archives’ second 2017 exhibition event, August 1st, 2017)

 

As State Minister in charge of Administrative Reform, I immediately proposed applying Evidence Based Policy Making (EBPM) for reforming government statistics, starting with GDP figures, from day one of my ministership. Based on my suggestions, we established the Statistical Reform Promotion Council, where we paved the way for implementing sound EBPM and setting a powerful GDP centered on production. I genuinely hope to see the government continue on these policy paths.

 

(At the third Statistical Reform Promotion Council meeting, May 19th, 2017)

Finally, as State Minister in charge of the National Civil Service System, I coordinated an investigation of all government agencies and devised preventative mechanisms that can put a halt to the revolving door. We must ensure to never again allow actions that waver citizens’ trust.

 

(Salutations after an extraordinary diet meeting, August 3rd)

Although I understand that it was for a very limited amount of time, I wish to thank everyone for their guidance and encouragement during my deeply rewarding year. I appreciate all of your support from the bottom of my heart.

Kozo Yamamoto


山本幸三地方創生探訪記録@沖縄 (2017.7.23)

 

先月23日は、沖縄県の那覇市、久米島町を訪問してまいりました。一部抜粋し、本HPでご報

告致します。

 

 

今回のトップ画は、沖縄県庁での翁長沖縄県知事との面談の様子です。短い時間でしたが、国家戦

略特区の活用を含め、地方創生の取組について直接お話しする機会を頂きました。政府として情

報・人材・財政の3本の矢で支援をしているところですが、沖縄は、まだ手を挙げているところが

少ないようですので、離島振興に向けて、ぜひ、特区指定の申請に手をあげ、提案し、地元の課

題、規制を上手に乗り越えてほしいと思います。特区というのは、政府が一方的に何と言おうと制

度上地元の方から手を挙げていただかないと全く動いていきません。離島では、特に農業分野での

外国人労働者の受け入れや農用地内での農家レストラン運営について、特区指定の申請の意向があ

るようですので、活用して頂きたいと思います。

 

ー 那覇市 ー

・ANA沖縄貨物ハブ

 

平成21年にANA Cargoが那覇空港をベースとして、日本とアジアを結ぶ巨大な物流ハブを構築

しています。

現在、沖縄貨物ハブは24時間運用(通関)が可能でダイヤの自由度が高く、国内は関空、名古屋、

羽田、成田、海外は台北、シンガポール、バンコク、香港、広州など8都市を65路線のネットワ

ークで結んでいます。沖縄は、日本の端だと言われますが、見方を変えればアジアの中心にあり、

アジアの主要市場(日本、中国、香港、台湾、ソウル、タイなど20億人市場)を飛行時間約4時間

圏内に含んでいるため、地理的な優位性があり、この地が選ばれています。

(24時間体制で、迅速な荷捌きに対応しています)

こうした優位性のもと、高速輸送に強みがあり、日本を含むアジア主要都市を22時~0時に出発

し、沖縄貨物ハブを経由し、翌早朝5時~9時に目的地に到着させることができるといいます。

また、農水産品輸出拡大にむけて、宮崎県や三重県等地方自治体との連携協定を締結しているほ

か、ハブを活用した、物流の構築のみならず、商流の構築(サプライヤーとバイヤーのマッチング

等)もサポートしています。

この沖縄貨物ハブの設立の結果、平成20年の約1700トンから、平成28年には約176,0

00トン(成田、関空、羽田に次ぐ4位)まで那覇空港における国際貨物の取扱量が大幅に増加して

います。今後は、現在建設中の那覇空港第二滑走路の完成(平成32年3月末供用開始予定)によ

り、さらに利便性向上が期待されます。

 

・沖縄ツーリスト株式会社

沖縄ツーリストは昭和33年創業の沖縄を拠点とした旅行会社であり、アジアの中心地である沖縄

の地理的優位性を活かして、「地域主導型観光」をビジネスモデルに国内外からの沖縄旅行者を受

け入れています。平成24年からムスリム客を対象にした「ムスリム沖縄ツアー」の実施をしてお

り、同年には350名のムスリムを迎え入れ、「ツアー・グランプリ2012国内・訪日旅行部門

グランプリ」を受賞しています。

レンタカー事業を含めた売上高の7割近くがインバウンド事業を占めており、企業内保育所の設置

など社員の雇用環境整備にも力を入れています。

(スマイルタグの説明を受けます。なんと、「第18回自動認識システム大賞」の大賞を受賞した優れものだそうです)

また、IT企業とICチップ内臓リストバンド「スマイルタグ」を共同開発し、自社ツアーを申し込ん

だ外国人観光客を対象に国際通りを中心に一本のリストバンドで免税書類作成、電子マネー、体験

型ゲーム、クーポン、観光施設での入場券の代替など複数機能に対応できるサービスを展開するな

ど、インバウンドの取り組みにも先進的に取り組んでいます。

「スマイルタグ」・・・リストバンドへ非接触タグを埋め込んだウェアラブルデバイス。

 

ー 久米島町 ー

・久米島町の高校魅力開発プロジェクト

(吉野・久米島町教育委員会教育長より取組状況を伺います。)

平成20年、県教育委員会より県立久米島高等学校の園芸科の生徒募集停止の提案がなされたこと

を契機に、行政や教育委員会、町商工会、地域住民有志などによる「久米島高校の魅力化と発展を

考える会」が発足し、「島の教育は島全体で応援する」との考えの下オール久米島で、本格的にこ

高校魅力化プロジェクトが始動しています。こちらは、生徒数を増やし魅力ある高校づくりを目

指していくというもので、「授業の魅力化」「離島留学」「町営塾」の3本の柱からなります。

そのひとつの「島留学プロジェクト」ですが、これは、高校3年間を久米島高校で過ごしながら、

将来の夢を見つけ、その実現に向かって、挑戦したい生徒を全国から募集しているもので、町外か

ら沖縄県立久米島高等学校へ入学する生徒を久米島町離島留学生として、町営寮の提供と、身元引

受人の紹介を行っています(募集人数:毎年10名程度)。その多くは、東京神奈川など都市圏の子

供たちであり、彼らは部活や同好会、地域の清掃など行事に積極的に参加するので、地元の生徒に

とってはとても良い刺激になっているようです。

(今回は現地高校生と意見交換をする時間をいただきました)

また、今回訪れた交流学習センターの「じんぶん館」も平成28年4月にオープンし、県外から久

米島高校に入学する生徒用の宿泊施設と、町営塾「久米島学習センター」を兼ね備えた施設となっ

ています。(「じんぶん」とは、沖縄の言葉で、”知恵”という意味で、この施設で切磋琢磨し、「じ

んぶん」をつけて世の中に羽ばたいていってほしいという想いが込められているそうです。)

島留学生は、この「じんぶん館」内の町営遼等で3年間生活します。

この「久米島学習センター」も、同プロジェクトの一つで、学力向上や希望する進路の実現をサポ

ートする町営の塾として、2015年に開校したものです。こちらでは、ICTを用いた個別学習や大

学進学のための推薦入試対策にも力を入れています。

最後に、「授業の魅力化」として、総合的な学習の時間を利用した「まちづくりプロジェクト」が

行われています。これは、久米島町の課題や新たに取り組みたいことなど、興味のあるテーマごと

にグループに分かれ、調べ学習と現場体験(インターンシップ)を通じて解決策を考え、発表すると

いうもので、高齢者の健康増進や雇用創出、観光振興や世代間交流の促進など、幅広いものになっ

ています。また、「地域学」と題し、久米島についてより広く学ぶ選択科目として、自然・伝統文

化・農林水産業・観光・福祉・医療など、町内の各分野の方々を講師に、見学や実習を交えて学ぶ

ものを導入しています。

 

・島ぐらしコンシェルジュ - 久米島町の移住定住促進計画

 

久米島コンシェルジュは、久米島町の移住定住促進を目的としたワンストップ相談窓口となってい

ます。久米島町は、平成27年までの10年間で約1500人の人口が減少していた中で、人口減

少に歯止めをかけ、より魅力的なまちをつくる為、平成27年に「第二次久米島町総合計画」を策

定しており、この計画の施策の一つ「移住定住促進体制の充実」を実現するため、3人の地域おこ

し協力隊を募集し平成28年5月に発足しています。それらは古民家をリノベーションしたコワー

キングスペース「仲原家」を拠点に活動しています。

町の仕事・住宅・暮らし・子育てなどの情報を収集し、ホームページ「島ぐらしガイド」等で発信

しています。発足後半年間で94件の移住相談に対応し、16人が移住しており、多くは3、40

代が中心だそうですが、マンションなどの利用者が多く空き家の利用にはつながっていない現状が

あるようです。着実に定住につながるような施策を導くべく、しっかりとした情報の収集や転出入

などデータの分析に取組んでいく必要がありそうです。

 

・海洋深層水関連施設

 

久米島町は、沖縄県海洋深層水研究所の開所以来、海洋深層水利用に関する研究開発において主導

的な役割を担うと同時に、研究開発成果の民間企業への移転により、海洋深層水利用産業を島の主

要産業へと成長させています。この実績を基に同町は、地域資源である海洋深層水の異なる利用拡

大によって、エネルギーの自給率向上を図るとともに、地産地消・循環型社会の構築を目指してい

ます。海洋深層水関連事業(車エビ、化粧品、海ぶどう等)の28年度の売り上げは、約25億円に

上り、140名の新規雇用を創出しています。

今回訪れた、海洋深層水研究所は、平成13年に開所し、海洋深層水が持つ低温安定性、富栄養性

及び清浄性と周年を通して、温暖な沖縄県の沿岸表層海水の特性を利用した新たな水産技術の創出

や、海洋深層水の低水温性を利用して、土壌や養液を冷やし、野菜・果物・花きの周年安定生産と

開花時期の調整によるこれらの端境期出荷技術の開発を行っています。

また、上写真の海洋温度差発電実証設備は、沖縄21世紀ビジョン基本計画で示された低炭素島嶼

社会の実現に向けて、海洋エネルギーの研究開発を促進し、沖縄の地域特性にあったクリーンエネ

ルギーの地産地消による環境負荷の低減をはかる事業となっています。こちらは、沖縄県から委託

された民間企業が佐賀大学の協力を得て、平成25年度より運転を開始しており、太陽に温められ

た表層海水と海洋を循環する冷たい深層海水の温度差を利用し発電しています。

24時間で100kW発電が可能であり、純国産の技術として世界を牽引しています。今後は、1

MW発電の商用化を目指しています。

そして、今回は、株式会社ジーオーファームの牡蠣陸上養殖施設も見学させていただきました↑。

こちらは、首都圏の商業施設や百貨店を中心に、オイスターバーを展開する親会社の株式会社ゼネ

ラル・オイスターの牡蠣の陸上養殖業を承継して、平成27年12月に設立されています。こちら

では、海洋深層水と気候メリットを活用した微細藻類の培養法・濃縮低温貯蔵(冷結保存法)の独自

技術を研究開発しており、牡蠣の陸上養殖を実施しています。特に、人体に有害な菌やウイルスを

含まない海洋深層水を活用した世界初の牡蠣(ウイルスフリーの「アタラナイ牡蠣」)の完全陸上養

殖事業に取組んでおり、今後は量産化を目指しています。牡蠣好きにはたまらない商品になりそう

です。このほかにも、海ぶどうや化粧品など海洋深層水から様々な産業が生まれて需要が拡大して

いるため、今後は、その取水の規模を拡大させていくようです。以上のような海水温の温度差発電

など海洋深層水の展開力は、後進国からも注目を集めているようで、これまで、61ヶ国、710

0人が視察に来ているそうです。地域資源を上手に活用した、素晴らしい取組み事例でした。

(久米島町の取水容量は、全国的にもダントツトップです)

 

以上。


退任のご挨拶。

 

 

本日の臨時閣議におきまして辞表の取りまとめが行われました。昨年8月に地方創生、まち・ひ

と・しごと創生、地方分権、規制改革、行政改革、国家公務員制度、国立公文書館、公文書管理、

公益認定委員会、特定秘密保護管理等、多岐にわたる分野を担当する国務大臣に就任しまして、ち

ょうど1年が経ちました。この1年間を振り返りますと、「地方創生とは地方の平均所得を上げる

こと」だと分かりやすく定義して、推進してまいりました。この間、46都道府県、144市町

村、303か所と、全国津々浦々を巡り、多様な地方創生の取組や課題を見てまいりました。私は

地方創生担当大臣として、政府の先頭に立って、ローカルアベノミクスの一層の推進や地方大学の

振興及び東京における大学の新増設の抑制といった大学改革の推進等のための施策を「まち・ひ

と・しごと創生総合戦略2016改訂版」や、「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」に盛

り込むなど、本格的な事業展開の段階に入った地方創生を加速化し、新展開を図る一定の役目を果

たせたと思っております。

(2016年8月28日 初の視察先、地元福岡市雇用労働相談センターにて)

国家戦略特区を担当する大臣としては、任期中、合計8回の特区諮問会議、31回の区域会議な

どを通じて、外国人材の受け入れ、インバウンドの推進、農業などの分野において、14の規制改

革を実現いたしました。特に国内外の滞在ニーズの高まりに即応して、特区民泊の最低利用日数を

二泊三日に引き下げたことは、内外の旅行客の受け入れの増大につながり、大きな成果だったと考

えております。こうした改革の集大成として、さきの通常国会でサンドボックス制度や農業外国人

材の受け入れ、小規模保育事業の対象年齢拡大などを盛り込んだ改正国家戦略特区法の成立にこぎ

つけました。

また、獣医学部の新設という52年ぶりとなる規制改革を実現したことは、革新的医薬品の開発、

越境感染症への対策の強化、産業動物獣医師の不足といった新たなニーズや社会的要請に応えるも

のであると確信しております。

(2017年3月6日 国家戦略特別区域諮問会議(第29回))

地方分権については、今年の通常国会において、地方からの分権提案を踏まえ、指定都市等への

権限移譲、地方に係る規制の見直し等を行う第7次地方分権一括法を整備したところであります。

今年の提案募集においては、昨年を上回る311件の提案をいただいており、次の担当大臣におい

ても地方からの提案をいかに実現するかという基本姿勢に立って、地方分権改革を着実かつ強力に

推進していくことを期待しております。

 

 規制改革については、大臣就任後、規制改革推進会議を即座に立ち上げ、委員の皆様に活発に御

議論いただきながら、民泊制度の具体化や農業改革、介護保険内外サービスの柔軟な組み合わせを

促すルールづくり、事業者目線での行政手続コストの削減など、様々な重要な分野の規制改革に取

り組みました。規制改革に終わりはありません。アベノミクスの新・三本の矢の中でも特に重要な

役割を担っており、さらなる改革の具体化に取り組んでいただきたいと思っております。

(2017年3月29日 第14回規制改革推進会議にて)

公文書管理については、さきの国会でも様々な議論があり、ガイドラインの年内の見直し等、各

府省における公文書の管理の質を高めるための取組を進めており、着実に具体化を図っていただき

たいと思っております。
また、新たな国立公文書館の建設地について、本年4月、衆議院の議員運営委員会において、国

会前庭に御決定いただきました。我が国の歩みをたどれる重要な公文書を後世に残していくための

基盤であり、完成を大いに期待しているところであります。

(2017年8月1日 国立公文書館平成29年度第2回企画展「ふしぎなふしぎな百人一首」)

行政改革担当大臣としては、就任当初から証拠に基づく政策立案、すなわちEBPMの推進とG

DPを初めとする統計の改革を提唱してまいりました。私の提案に基づき、統計改革推進会議が開

催され、EBPM推進体制の構築や生産面を中心にしたGDPの実現への道筋をつけることができ

ました。今後とも政府を挙げて、EBPMの推進と統計の改革にしっかりと取り組んでもらいたい

と考えております。

(2017年5月19日 第三回統計改革推進会議にて)
最後に在任中には国家公務員の再就職に関して、国民の信頼が揺るがされるような事案が露見

し、国家公務員制度担当大臣として、徹底的な全省庁調査の実施や再発防止策を取りまとめまし

た。今後、このような事態が生じないよう、しっかりと取り組んでいただきたいと考えておりま

す。

1年間という限られた期間でありましたが、皆様には御指導、御鞭撻をいただき有難うございまし

た。心より感謝申し上げます。

(8月3日臨時閣議後会見にて冒頭挨拶)


山本幸三地方創生探訪記録@石川、福井、岐阜 (2017.7.18-19)

 

先月18、19日は、石川県の小松市、加賀市、福井県は鯖江市、岐阜県は八百津町、多治見市

訪問してまいりました。一部抜粋し、本HPでご報告致します。

 

 

今回のトップ画は、岐阜県は八百津町の「杉原千畝記念館」を見学した際の様子です。杉原千畝

んについては、紹介の必要がないかと思いますが、なんとこちらの八百津町の生まれだそうで、そ

の大戦中の人道的な精神と功績を顕彰する記念館となっています。建物は岐阜県産の総檜造りで、

木組フレームによる広がりのある展示室や孤高な千畝さんの執務室を再現した「決断の部屋」(写

真)、八百津の町を見晴らす展望室で構成されています。全国から毎年4万~5万人が訪れるそう

で、イスラエルを中心に海外からの見学者も増えているとの事。

ビザ発給の記録資料である”杉原リスト”がユネスコの「世界の遺産」(世界記憶遺産)登録に向け申請

をされているようで、地域資源をいかした地方創生の取組として、私も登録へ応援してまいりま

す。

 

ー 石川県小松市 ー

・こまつの杜

(敷地内には、チリの銅山で使用されていた世界最大級のダンプトラック「コマツ930E」が展示されています)

「こまつの杜」は、コマツ創立90周年の記念事業として、10年後の100周年とその先の未来

を見据え、重要な経営資源である「人」と「技術」を更に伸ばしていくために、2011年5月1

3日に誕生しています。施設としては、コマツグループ社員の人材育成機能を集約した「コマツウ

ェイ研修センター」、子供たちに自然や理科、ものづくりに興味を抱く機会を積極的に提供する場

所として、建設機械や産業機械及びその技術を展示・体験するコーナーである「わくわくコマツ

館」、約2万㎡の敷地に水辺空間や植生を施し、加賀地方の自然に触れあえる空間である「げんき

里山」からなります。話をお聞きして驚いたのは、地元の経済に貢献するために、施設には食堂や

宿泊施設をつくっておらず、周囲の施設を使うようになっているということです。全国から、こち

らへ会議や研修に来るわけですから、貢献度はかなり高いことでしょう。

そして、それだけではなく、「わくわくコマツ館」や「げんき里山」を核として、地元行政や教育

関係者、新設されたNPO法人「みどりのこまつスクスク会」(OBが中心となり運営)、粟津工場

OB会の方々に協力してもらいながらソフト面での充実を図っています。これは、学びや体験の場所

として多くの子供たちが社会科見学で集い、理科や自然、ものづくりに興味を抱く機会を積極的に

提供することで、コマツ発祥の地である小松市に貢献しています。また、技術はあるが、予算が足

りない県内の中小企業を応援するために、コマツと北國銀行、石川県が資金を出し合い、技術開発

資金を提供しています。

特に、農林業技術に特化したものになっており、彼らの技術開発によって、農林業経営者からの現

場のニーズを具体化し、サポートしているといいます。やはり、地方創生に一次産業の振興は欠か

せません。そして、地元粟津地区の事業所では、過去五年間で地元大学から40名以上を採用して

いるとの事で、大変心強い限りです。

本社機能の一部である、研修施設を小松に移転して、地元での社員教育と、地元雇用と経済活性化

の双方に取り組まれている素晴らしい事例でありました。

 

・本田農園

(コマツの野路会長に施設の説明をしていただきました。)

本田農場は、平成27年度から、石川県農場試験場において、同コマツの地下水冷房や暖気排気装

置等を活用し、従来、春・秋のみ収穫していたトマトを夏場も収穫可能にすることで、収穫期間の

拡大による収量、所得の向上を図るため、高収益施設園芸モデルづくりに取組んでいます。

また、平成29年度は、国の革新的技術開発・緊急展開事業を活用して、農業試験場で技術確立し

た地下水冷房等の成果について、小松、白山、金沢の本県トマト産地で実証を行い、早期に技術の

普及を図っています。

(コマツの技術を利用したトマトの栽培ハウスです。)

今回、特に感銘を受けたのは、気象条件や出荷金額をはじめ、各種データをIT活用することによ

り、トマト栽培の綿密な原価計算を行い、稼ぐ農業の確立に向け、先進的な取り組みを行っている

ことです。そこまでお金をかけないで、関係者間で連携を深めることで、農業生産性の向上を図る

取組みであり、全国的に地方創生のモデルになる取組みであると思います。

 

ー 福井県鯖江市 ー

・株式会社シャルマン

株式会社シャルマンは1956年に「堀川製作所」として、眼鏡部品製造で創業しており、現在で

は、眼鏡枠の企画・開発・製造・販売まで一貫して手掛ける一貫生産メーカーに成長しています。

世界主要12ヶ国に直販しているほか、代理店を通じて計100ヶ国以上に販売していて、年間4

40万枚以上の眼鏡枠を販売しています。

そして、2012年には、なんと医療分野にも参入しており、眼鏡枠の開発・製造を通して培った

素材開発、金属精密加工技術を活かして、チタン製を中心とした眼科用・脳外科用手術器具を開発

しています。特にこの医療分野においては、流通が独特で相当ご苦労をされたようですが、地方創

生交付金などを活用しながら、海外の市場調査を行って、医療機器国際見本市「MEDICA」や米国

眼科学会併設展示会に「鯖江産」手術用器具を出展しており、2015年度は初年度ながら世界医

療機器有力商社計30社との商談にも成功したといいます。

また、このような医療分野における産地内協力工場は、約30社であり産地中核企業として域

内工場に技術指導や技術移転を進め、医療分野の新天地形成が大いに期待できます。

本社機能の地方移転も大切ですが、元々ある地元企業を大きく伸ばしていくのもやはり重要です。

全国各地でこうした動きが出てきたときに、カギとなるのはやはり、販路の拡大でありますので、

ジェトロなどをうまく活用していってほしいと思います。

 

・めがね会館

福井県は、国内生産フレームの9割以上のシェアを持つ、眼鏡の産地でありますが、今回視察しま

しためがね会館には、100年の歴史の中で、常に進化し続けるめがねづくりの歴史を学ぶことが

できる「めがね博物館」やめがねショップ等が入る「めがねミュージアム」が入っています。

 

・(株)jig.jp(ジグジェイピー)

(槙野市長(右)と福野社長(左)から取組についてうかがいます。)

今回は、そちらを見学するとともに、同会館の8階に入っている「(株)jig.jp」の取組と鯖江市のオ

ープンデータの活用の取組についても伺いました。(株)jig.jpは、ソフトウェアの企画・開発・提供

を行う株式会社で、福井県情報システム工業会とともに、福井県と連携し、継続的にアプリが創造

されるビジネスモデルである『福井オープンデータ エコシステム』構築を支援しています。社長

の福野氏は、W3C(Web技術の国際標準化団体のワールドワイドウェブコンソーシアム)の日本マネ

ージャーである一色正男慶応大学教授とともに槙野百男鯖江市長に「データシティ鯖江」を提案

し、鯖江市がオープンガバメントに取組むきっかけとなった方々の一人で、鯖江市とオープンデー

タを活用したシステムの開発等に協力されています。オープンデータとは、「機械判読に適したデ

ータ形式で、二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータ」であり「人手を多くかけずにデー

タの二次利用を可能とするもの」のことで、この推進により、行政の透明性・信頼性の向上、国民

参加・官民協働の推進、経済の活性化・行政の効率化が三位一体で進むことが期待されています。

こちらでは、例えば、市の基本情報や災害や避難所データはもちろんのこと、最近ではオープンデ

ータを活用した公共交通の振興に取り組んでおり、鯖江市を走る公共バス「つつじバス」のバス利

用者の動向把握のために、これまでは運転手や市職員が手動でデータ集計していたものを、「バス

乗客リアルタイムオープンデータシステム」を鯖江市と「さくらインターネット株式会社」ととも

に共同開発しています。これにより、バス乗降時に運転手が操作盤のボタンを押すだけで自動的に

乗降者データを集計できるようになり、こうしたデータを、オープンデータとしてウェブサイト

「データシティ鯖江」から誰でも無料に利用できるようになっています。これをもとに、アプリの

作成などにも役立てることができ、バス利用者が事前に混雑状況を把握できるようなアプリも作成

されているようです。

 

(プログラミング教室は、子ども霞が関見学デーでも開講されています。 山口俊一大臣(当時)も見学にこられたようです)

また、このほかにも、「すべての子供たちにプログラミングを」というスローガンの下で、

わずか1500円で組み立てることのできるコンピュータ『IchigoJam』を開発し、プログラミング

教育の支援を地元の子供たちを中心に行っています。早いうちからプログラミングという環境に触

れて貰う事で、将来、この業界を牽引する人材が生まれてくるように、次の世代を見据えられてい

ます。以上、鯖江市での地元企業を活用した先進的な企業活動、自治体と連携した意欲ある地域活

性化の取組状況や具体的な成果等を確認することができました。オープンデータ先進都市である

「鯖江市」の取組に期待したいと思います。

 

ー 多治見市 ー

・多治見市本町ながせ商店街

(店内では、古川・多治見市長より中心市街地活性化についての取組を伺いました。)

多治見駅前の「ながせ商店街」においては、中心市街地の活性化の場として再生することを目指

し、「多治見まちづくり株式会社」(商業者を中心に東濃信用金庫や市が出資して平成13年に設

立)を中心に、空き店舗を活用した新規出店を支援しています。新規出店を希望する若い事業者の改

装費支援等により、昨年度までの三年間で約30軒の空き店舗がリノベーションされているそうで

す。

 

(商店街にある空き店舗を活用した「カフェ温土」には、多くの作品が展示されていました)

そして、何よりもこの多治見市は「美濃焼」があるように、陶磁器生産の国内生産量約5割を

誇る「やきもの」のまちでもあります。こちらでは、陶芸が体験できる焼窯の備えられた、器を楽

しむことのできる工房カフェや若手陶芸家の作品を展示した陶芸ギャラリーなど陶芸をテーマとし

た空き店舗活用で、地場産業である陶芸を中心としたものづくり産業の育成・活性化の場として再

生することを目指しています。このほかにも、パーク&ライドの拠点となっている駅周辺の広場の

整備や賑わいづくりのイベントの実施と併せ、まちなかの回遊性を向上させ、来街者を増加させて

います。特に、駅前広場を民間開放するため、届け出により出店できる仕組みを整備したことで、

4ヶ月で74件の出店届け出がったそうで、大きな成果があったようです。また、こうした中心部

を再開発に加えて、中心地と郊外を結ぶタクシーで結ぶ事業などにも取り組まれており、これから

人口減少社会を迎える中で、地方創生やコンパクトシティーの観点からも高く評価できるものと感

じました。

 

以上。