山本幸三地方創生探訪記録@東京 (2017.3.11)

 

先週末3月11日は、「東京都自動走行サンドボックス分科会」の初回が羽田空港で開催されると

いうこともあり、羽田空港を訪問してまいりました。

一部抜粋し、本HPで報告したいと思います。

(今回は、全行程小池東京都知事と視察いたしました)

 

ー 大田区 ー

・自動走行サンドボックス分科会(羽田空港)

本分科会は、羽田空港周辺地域等において最先端の自動走行システムを活用した様々な実証実験の

企画・実施に取り組むとともに、現行の制度や手続きの抜本的見直しと併せて事後チェックルール

を徹底した、いわゆる「サンドボックス」 特区制度の構築を図るため、東京圏区域会議の下に設置

をされています。

「『日本再興戦略』改訂 2015(平成 27 年6月 30 日閣議決定)」及び「日本 再興戦略 2016(平成

28 年6月2日閣議決定)」に基づき、我が国における「完全自動走行」の早期実現を図るため、国

家戦略特区において、例えば車内に運転者が不在であっても遠隔装置を通じた監視等が円滑に行え

るよう、所要の制度改正や手続きの改善などを、早急に行っていく必要があります。

(下図は「国家戦略特区における自動走行の取組について」)

これまでも、国家戦略特区では、自動走行の実証を重ねてまいりましたが、私自身も、昨年11

月、秋田県仙北市の自動走行バスに試乗いたしまして、乗り心地も快適であり技術革新に感銘を受

けました。

 

(秋田県仙北市での自動走行バスに試乗した際の写真です。下図右側は御法川衆議院議員)

しかし、そうした実証には、多くの規制や手続きが伴うため、これらを抜本的に見直す「サンドボ

ックス」制度を盛り込んだ改正特区法案を3月10日、国会へ提出したところです。(下図)

まさに自動走行は、世界がしのぎをけずっている技術であり、これが実現すれば、高齢者や障がい

者の方々にとっても、あるいは人手不足・過疎地対策などあらゆる面でメリットが出てくるでしょ

う。

当分科会では、小池都知事ともしっかりとタッグを組み、実証実験と具体的な制度設計を進め、

「我が国発のイノベーション」を加速化してまいりたいと思います。

 

今回は、これまでの特区の取組を紹介したうえで、小池東京都知事をはじめ関係者の皆様と当面の

進め方の意見交換を行いました。小池知事からは最先端の実証を行おうとする事業者向けの相談窓

「ワンストップセンター」設置に関する新たなご提案をいただきました。これは大変有意義な提

案だと思いますので、早急に実現を図りたいと思います。そして、引き続きこの羽田を舞台に、世

界最先端に自由度が高い環境を活用して、全力を挙げて世界最先端の技術開発をしていただきたい

と思います。

 

・羽田空港国際線ターミナル

分科会に引き続きまして、羽田空港国際線ターミナルを視察し、インバウンド・アウトバウンドを

支える様々な取組を見させていただきました。

 

・ビジネスジェット専用ゲート

羽田空港には、ビジネスジェットを利用するお客様専用ゲートがあり、専用ゲート内には待合室や

保安検査場、CIQ施設(税関・出入国管理・検疫)、免税品の予約販売カウンター、専用車寄せな

どがあり、24時間利用することが可能となっています。利用料は1回26万円で、空港到着から

15分程度でビジネスジェットに搭乗でき、国交省では、羽田の施設を使用すると一般旅客の動線

で10分から30分程度かかる入国時間を、3分程度に短縮できるとしています。迅速な出入国手

続きとともに、富裕層向けの手厚いサービスは、一産業として「稼いでいく」ために特に重要だと

感じます。

このビジネスジェット専用ゲートを扱っているコラムがありましたので、ご紹介いたします。

→ http://www.aviationwire.jp/archives/46631

 

・多言語対応機など空港内の最新技術の紹介

 

「かざして案内」は、空港内の案内看板など、あらかじめ訪日外国人観光客が情報を入手したいと

考えられる場所でスマートフォンやタブレットをかざすと、対応した情報が画面に表示されるとい

うもの。案内板などにかざすと、母国語に翻訳した案内板の画像を表示したり、現在位置の表示、

目的地までのナビゲーション、交通機関の運賃や時刻表などが表示されます。この他にも、訪日外

国人及び障がい者の方とのコミュニケーションツールとして、話したり書いた言語を翻訳してくれ

タブレット端末「バリアフリーナビ」なる、利用者の特性に合わせた最適な経路(例えば、段

差のないルートなど)を案内し、搭乗ゲートや店舗などへ誘導してくれるスマホのナビアプリなど

も紹介していただきました。

そして、最後に、人型ロボットの「エミュー3」も紹介し、体験させていただきました。彼?は、

利用者の問いかけに対し、日本語と英語で対応しながら、話した内容が検索されて大型画面にうつ

るなど、画面と連携して空港施設の案内を行うほか、利用者を目的地まで誘導するロボットです。

(人気者の小池都知事にエミュー君も緊張の様子)

写真のように2体いますが、説明によると、エミュー君はそれぞれサーバーと無線通信していて、

連携した動作が可能とのことです。例えば、エミュー君1号が保安エリアの入口まで案内して、

保安エリア内にいるエミュー君2号が、引き続きそのまま搭乗ゲートまで案内するなどということ

が可能であるようです。いまだ試作段階ではありトレーニング中のようですが。東京オリンピッ

ク・パラリンピックに向けて、来日する訪日外国人観光客へのおもてなしの切り札として非常に心

強く、期待をしております。

今回の様子が動画で紹介されています。ぜひご覧ください。

http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46511601

 

以上