『年金問題を語る!』(平成16年9月8日)

(行橋市宮市婦人会勉強会にて)

 9月8日、行橋コミュニティセンターにて、宮市町婦人会の皆様と年金について語り合いました。まず、私が「年金問題について」と題し、年金の現状と今後について、分かりやすくお話をさせていただきました。その後、婦人会の皆様から様々なご意見をお伺いしましたが、皆様の熱心なお姿を拝見し、年金に対する国民の関心の高さを改めて認識しました。
 尚、参考まで、年金法改正のポイントを簡単にまとめました。今後も多くの方々に年金問題について、ご理解をいただけるよう説明していきたいと思っております。

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【今回の年金法改正のポイント】

(1) 保険料の引上げ
  厚生年金・・・13.58% → 18.30% (2017年度)
  国民年金・・・1万3,300円 → 1万6,900円 ( 〃 )

(2) 給付の抑制
  マクロ経済スライドの導入(△0.9%)
  物価が、これ以上上がらないと、給付は上がらない。

(3) 国庫負担率引上げのための増税
  給付課税の見直し/定率減税の縮小・廃止
  →将来は、消費税率の引上げ?

(4) その他
  在職老齢年金の見直し/夫婦間の年金分割/
  遺族年金の見直し/次世代支援等

【本当の抜本策とは、何か?】

(1) 年金制度の信頼を取り戻す方策
  ① 「みなし掛金建て」(スウェーデン方式)への切り換え
    ○ 保険料拠出と給付が直接結びついている。
    ○ 受給開始年齢は自分で選ぶ。
  ② 税金負担の年金給付を「上に薄く下に厚い」形に改める。

(2) バランスシート上の債務超過をどう圧縮するか。
  ① 給付の抑制
  ② 公的資金(税金)の投入